何者として死ぬのか

「死」と「病」の報が立て続けに入る。そんな年齢になった。
花房観音 2026.07.04
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 今年に入ってから仕事場として借りていたマンションを解約し、少しばかり浮いたお金で、がん保険の契約をした。

 生まれてはじめて入る生命保険だ。

 今までは、「どうせいつ死ぬかわからんから無駄」と、生命保険に入る気などなかった。

 ただ4年ほど前に、一度、心不全で倒れたのもあって、病気になるとお金がかかるのは身をもって知っている。

 近年、「癌かな」と疑いを持ち、病院に行ったことが何度かあった。

 結果は癌ではなかったけれど、検査結果を待つ間は、「もしも癌になったら」という今後についてのシュミレーションをせずにはいられなかった。

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