バスガイドは、運転手とヤッてるの? とは、何度も聞かれたけれど
官能小説の賞を受賞してデビューし、職業「バスガイド」を公表し顔出しもしてメディア露出もOKにしていたことから、最初の頃によく聞かれたのが、
「バスガイドさんて、運転手さんとヤッてるの?」
「お客さんが見学とかでいない時間、運転手とバスガイドとふたりで何をやってる?」
「バスガイドはお客さんとヤッたりします?」
などの質問でした。
もちろん「ヤッている」というのは、性行為のことです。セックスです。
意外に少なかったのは、私自身に対して「運転手さんとヤったことがありますか?」という質問ですが、これは私が「官能小説を書いているようには見えない」と言われる地味な容姿だったからでしょう。つまりは最初から、「運転手に誘われないだろう」「モテないだろう」と思われていたのだとは思います。
うん、それは正解。
全くモテなかった。
今でもモテないけど。
デビュー当初は本が売れるため、小説の世界で生き残るためにと、「あたし、何でもやります!」とばかりに雑誌やテレビ、様々な媒体にNG無しで出ました。
胸の谷間を見せて某雑誌の「美魔女特集」に出たり、団鬼六賞だからと麻縄を手にして某スポーツ新聞に載ったり、そしてバスガイドの格好をし、なおかつまた胸の谷間を出しながら男性向けのちょっとエッチな週刊誌の「バスガイドさんはこんなエッチをしています」記事の取材を受けたりしていました。テレビでは「エロバスガイドが若い男性タレントにせまる」みたいな演出を(台本にはなくいきなり当日に)やらされたりしましたね。今だったら、絶対に断るけど!
ちなみに「バスガイドさんはこんなエッチをしています」記事の取材時に、そのまんま「バスガイドさんはどんなセックスをしているんですか?」と聞かれて、「人のことはわかりません。バスガイドという職業に限らずですが、個人個人違うんじゃないでしょうか」と、何のおもしろみもない、記事にできないまっとうな答え方をしてしまったので、結構無理やりなページになっていたとは思います。
だって、ほんとにそうなんですもん。
一応、書いておきますと、それぞれの媒体、記者さんはお仕事なので、全員、とても紳士的でセクハラっぽいことは一切、ありませんでした。
そんなもんです。
で、実のところ、どうなのか。
バスガイドさんは運転手とヤッているのか。